こんにちは!一般社団法人Campvas代表理事の小林秀平、しゅーちゃんです!☺
5/30-31(土日)で2026年度のあかぎキャンプビレッジを開催しました!
小学生約100名、スタッフ約40名で合計140人規模のキャンプとなりました!
今回はキャンプの様子とともに、
子どもたちがキャンプで育ってどういうこと!?という
教育キャンプ設計の裏側を少しだけお伝えしていきたいと思います。
まずは開会式です。
集まり始めてからいつもこの時間は独特の緊張感に包まれています。
はじめてキャンプに参加する子、サマーキャンプでよく会う子どもたち、初めて会うグループメンバーやスタッフ・・・
そしてそれを見守る保護者の皆さん。
それぞれのわくわくやドキドキが交差する時間です。

キャンプの開会式ではキャンプのテーマを共有します。
「グループのみんなと仲良くしよう☺」
「グループのみんなとチャレンジしよう☺」
キャンプに来た全員が2日間楽しく過ごせるようにしたいと考えています。
グループメンバーと仲良く過ごすことができたらきっと楽しいキャンプになるはずです。
そうやって自分たちの力でキャンプを楽しくしていきます!!
キャンプのプログラムは子どもたちが少しずつ仲良くなれるように考えています。

最初は思いっきり体を動かしたり、簡単なお話をメンバーとしてみたりして緊張を解きほぐしていきます。
また、いろいろな[課題]をクリアできると子どもたちはグループに自信を持ち、信頼関係が芽生えます。
キャンプ2日間を通して、この[課題]が子どもたちの成長に大きく関わっています!!
仲間づくりの時間最大のチャレンジは「長繩くぐり」です!

せーのっ!!
息を合わせるのが意外と難しい!!
今から始まるキャンプ生活ではこの「グループメンバーと息が合っている」という感覚がとても大事です。
ゲームで[簡単な課題]にチャレンジし、「このグループいい感じかも!?」とグループへの期待感が高まりました!!
午後に入ると早速夕食の準備が始まりました。早いですね。笑
キャンプのプログラムで定番の「カレー作り」ですが、私たちのキャンプでは一味違います!
なんと、トッピングやお肉を数種類用意し、オリジナルカレーになるようにしてあります!

「あのトッピングがいいんじゃない?」
「私鶏肉大好きだからあればいい!!」
おいしいカレーをイメージしながら、みんな積極的に話し合いに参加してくれていました!!
実はこれも[課題]です。
しかも、カレーのトッピングを決めるのは、大繩くぐりよりちょっと難しくなっています。
ここではじめて自分の考えと相手の考えの違いに触れ合います。
自分の思っていることをグループに伝えたり、メンバーの気持ちを聞いたり・・・
こうやって、少しずつグループの[課題]は難しくなっていきます。

自分たちの意見がまとまったら食材をかけてゲームにチャレンジします!
このご時世に争奪戦です。笑


絶対にあのトッピングが欲しいから、全力でトライしていました!
無事トッピングが決まるとカレー作りスタート!

グループでどんな順番で誰が火おこしや、野菜を洗ったり切ったりするのか?
また、手に入れたトッピングはどうやって料理に使っていくのか?

カレーを作りながらも、子どもたちはグループカウンセラーと一緒にたくさんのことを自分たちで決めていきます!

各グループとってもおいしいオリジナルカレーができました!
でも実は・・・
完成したカレーがひっくり返っちゃったりしたグループもありました。

頑張って作ったカレーがひっくり返ってしまって、とても悲しい出来事です・・・
でも、ピンチの時は、いつも素敵なことが起こるチャンスです。
近くのグループの子たちが
「こっちのカレーあげよっか?」
と他のグループが助けてくれる。とても素敵な瞬間に出会えました。
さぁ、いろんなことがあった1日目。
「どんな楽しいことがあったか?☺」
「また、自分のグループはどんなグループだったか?」
良いところも、いまいちだったところも子どもたち自身が振り返る時間です。

「自分のことを俯瞰的に見る」これは心理学の用語で「メタ認知」と呼びます。
メタ認知とは、勉強においては「解けない問題のどこがわからないのかがわかる」ことであったり、
友達とケンカする場面では「今自分はこれが嫌で怒っているな。動揺しているな。」とわかるこの能力のことです。
勉強や人間関係、仕事でも人生の色々な場面で子どもたちを助けてくれる能力です。
でも重要なのは、メタ認知は放っておけば勝手に力が身に着くものではありません。
子どもがメタ認知能力を伸ばしていくには、「心や頭が動いた経験」と「大人からの問いかけ」の両方がセットになっているととても効果的です。「心や頭が動く経験」がたくさんあるのがキャンプの特徴です。
心と体が鎮まる夜の時間をうまく活用して、グループみんなで今日の活動を振り返っています。

140人でのキャンプファイヤー ももちろん 魅力的 なんですけどね☺
最後は室内で歌ったり踊ったり・・・

1日を楽しい時間で終わりにします。
いよいよ2日目は ウォークラリーです!
1日目で培ってきたグループの力を最大限発揮するチャレンジです!
楽しくスタートしようとしたその時・・・
突如、謎の声が不気味に鳴り響く…
「ザー…」
少しの静寂
「わははははは、私の名は怪盗レッド、お前たちにいたずらをしにやってきた」

そう、子どもたちの楽しい声が鳴り響くこのあかぎキャンプビレッジは
毎年怪盗レッドに狙われているのです。
去年、子どもたちの元気パワーで「人を愛する心」を取り戻したはずなのに・・・
また、いたずらの道へ歩みを進めてしまった・・・なんてやつなんだっ・・・!!!!
怪盗レッド「今年こそはお前たちの悲しい顔を見るという目標を達成するんだ!あの方の為に!!ささちゃんのリュックにお前たちへの挑戦状を入れておいた。俺を止めたければ、ミッションをクリアしてくるのだな!!」

そう、毎年忘れっぽいささちゃんのリュックにいたずらを仕掛けてきて、
子どもたちに指令を出してくる・・・なんてやつなんだっ・・・!!(ささちゃん、ちゃんとリュック守って!!)
さぁ、ここからは高学年と低学年に分かれてミッションにチャレンジの時間です!!

低学年は施設からちょっとだけ冒険に出て、いろいろなクイズやゲームにチャレンジします!

フラフープを潜り抜けたり、ハイジのブランコを探したり・・・
一方、高学年は施設から離れ、覚満渕や赤城神社の方まで冒険ミッションへ出かけます!!

午後までかかる長時間ミッションです!あかぎで様々な活動をしてポイントを集めます!
低学年チーム、高学年チームともにミッションを見事クリアし、施設へ戻ってくると・・・

怪盗レッド「なんで、お前たちがここにいるんだ!!まさかミッションをクリアできたのか?!あの方に怒られてしまう!助けてください大レッドさま!」

元気パワーで怪盗レッドをてんてこ舞いにさせるぞ!ダッー!!
謎の声「はっはっはっはっは!」

怪盗大レッド「この俺は怪盗大レットだ!怪盗レッド、そして手下たち。何があった?」
怪盗レッド「ミッションがクリアされてしまいました!」
怪盗大レッド「ばかもん!!簡単なミッションにしてはならんとあれだけ言っていたのに・・・!!」
「しかたがない。今年はここまでにしてやろう。だが、来年はこうはいかない!!もう手下には任せておけない!全力で戦おう!!今度こそお前たちにミッション失敗を味わわせてやる!」
こうして来年の対決を約束し、レッドを返り討ちにしました☺
私たちのキャンプは、「冒険」の要素をたくさん取り入れたキャンプということを活動の様子と共にお伝えしてきました。
また、活動の様子とともに、キャンプの「教育」の一部分をお伝えいたしました。
私たちのキャンプでの「冒険」は、学校教育における「教科」に近いかもしれません。

でも「教科」とは違って、「冒険」はわかりやすい点数のような結果は出ません。
数値化できない能力のことを「非認知能力(EQ)」といい、子どもたちがこれからの長い人生を生き抜くための「一生モノのお守り」になります。

私たちのキャンプは「冒険」を通して、この数値化できない力を育むことを目的にしています。
そして、子どもたちが全力で「冒険」するための原動力はやっぱり「楽しさ」です。
これからも、「楽しくて成長できるキャンプ」を続けてまいりたいと思いますので、
今後ともよろしくお願いいたします!
一般社団法人Campvas
代表理事 小林秀平 しゅーちゃん